公立美術館における学芸員の専門性
“人”から考える博物館教育
大木 由以 著
公立美術館における学芸員の専門性 “人”から考える博物館教育
在庫あり
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ISBN
A5判  445頁  


内容紹介
学芸員の役割は資料の収集保管から調査研究や教育普及まで多様であるために捉えにくく,蓄積されてきた教育実践には,これまで十分に目が向けられてこなかった。
本書は,研究対象を公立美術館に限定し,その教育機関としての側面に注目しながら,関連する議論や蓄えられてきた実践のみならず学芸員個人の内面に迫ることによって,学芸員像を多面的に描出することを試みている。
目次
 序 章 問題の設定
第1部 美術館教育をめぐる議論と制度
 第1章 博物館教育論の展開
 第2章 博物館教育担当者の専門職論:先例としての英国
 第3章 専門職化の要求と博物館教育団体:先例としての米国
第2部 美術館教育の実践
 第4章 美術館教育実践の拡大
 第5章 公立美術館の発達と民主化の模索
 第6章 団体形成と美術館教育研究
第3部 美術館教育の実践者
 第7章 美術館教育におけるライフヒストリー研究の意義
 第8章 美術館教育の実践者にみる専門性形成
 第9章 学芸員の専門性形成過程にみられる特徴
 終 章 得られた示唆と今後の課題



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